世界各国には、さまざまなオルタナティブ教育の種類があります。国やグループが変われば、ニュアンスのとり方も異なるので、多くのオルタナティブ教育の方法があるのです。
先ず、イギリスにおけるオルタナティブ教育を見ていきます。イギリスでは、学校へ行きたくない子どもは、無理強いをさせることはないという考え方があります。その昔、裕福な家庭やお受けの人びとは、子ども学校へ行かせずに、専任の家庭教師を雇っていました。その流れから、子どもが5人以上集まれば、学校として登録することが出来るという決まりがあるのです。そのため、学校不登校児が集まった5人程度の小さな集団でも、きちんと登録を行うことで、オルタバティブ教育を行なう学校と見なされるのです。
また、アメリカでは、素行の悪い生徒や落ちこぼれの生徒が通う学校をオルタナティブ教育を行っている学校と呼ぶこともありますし、成績が悪く進学が難しい生徒のために、公立や私立の学校が特別に作ったクラスでの教育をオルタナティブ教育と呼ぶこともあります。特別な手助けが必要な生徒のための教育がオルタナティブ教育と考えられているのです。ところが変われば、ニュアンスも考え方も異なるのです。